【レビュー】SPDビンディングシューズ(SH-CT41L)とマルチクリート(SM-SH56)を購入した感想

SPDビンディングシューズアクセサリ

SPDビンディングシューズってどうなんだろう…

こんにちは!

先日購入したクロスバイク「Rail 700」に片面フラットのSPDビンディングペダルを導入したので、それにあわせてSPDビンディングシューズとマルチモードのクリートセットを購入しました。

※SPDペダルを導入した際の記事はこちら↓

ビンディングシューズを購入した理由

今回、ビンディングシューズを購入したのは、もちろんビンディングペダルの力を引き出すためですが、2つねらいがありました。

巡航速度を上げる

ビンディングシューズを導入した人の感想のなかに、巡航速度が上がったという人がたくさんいます。

人によって違いますが、1〜2kmから、最大5kmほど巡航速度が上がるようです。

巡航速度が上がればそれだけ短時間でいろいろなところに行けるようになりますから、サイクリングの楽しみが広がります。

また、速い速度でクロスバイクを走らせるのはそれだけで楽しいものです。

ロングライドを楽にする

ビンディングシューズを導入することで、足の力でペダルを引き上げるいわゆる「引き足」が使えるようになります。

普通の靴では、当然ながらペダルを足で引き上げることはできません。

靴とペダルが一体化するビンディングシューズだからこそ、引き足を使って効率的なペダリングができるようになります。

引き足を使えると、特に上り坂が楽になると言われています。

また、足の筋肉を分散して使えるようになり、ロングライドが楽になると言われています。

購入したもの

さて、今回購入したのは以下の2点です。

購入したもの
  • シマノ(SHIMANO) SH-CT41L ビンディングシューズ SPD クリッカー ブラック SH-CT41L サイズ43(27.2cm)
  • シマノ クリートセット マルチモード ペア ナット無し SM-SH56

なお、言うまでもなくビンディングシューズを使うためにはビンディングペダルが必要となりますのでご注意ください。

ビンディングシューズ

いつものようにAmazonで購入したため、ビンディングシューズのサイズは「えいやっ」で決めました。

私の足は甲高幅広・・・典型的な日本人足です。

靴はトリプルE(3E, EEE)を愛用しています。

サイズは26.5〜27.0cmといったところ。

今回購入したビンディングシューズは割とゆったりとした作りということで、サイズをどうするか迷いましたが、大は小を兼ねると思ってサイズ43(27.2cm)を注文。

到着するまでドキドキしましたが、いざ履いてみると、少々ゆるいものの、ちょうどよいと言える大きさでした。

マルチリリースのクリート

クリート

ペダル付属のシングルリリースのクリートは外れにくく、初心者は立ちごけする可能性が高いため、マルチリリースのクリートセットを追加購入しました。

シングルリリースだと、足を横にねじらないとクリートがペダルから外れませんが、マルチリリースだと、足を斜めや後ろに引き上げてもクリートがペダルから外れます。

いざ、こけそうになったとき、慌てて足をペダルから離そうとする動き(かかとを上げる動き)で自然と外れるようになっていますので、かなり安心です。

実際、慣れるまでにこのマルチリリースのおかげで助かったことが2度、3度ありました。

だいたい右側にこけそうになるときに右足のクリートが外れないことが多いので、慣れていないと本当に危ないです。

マルチリリースだからといって、普通にペダルを漕いでいて外れるようなことはありませんのでご安心ください。

また、リリースする(外れる)強さは、ペダル側で調整可能です。

出荷時は最強に設定されているため、慣れるまでは最弱に設定し直しておくと良いでしょう。

実際に履いて110km走ってみての感想

前回、森林公園まで110kmのロングライドをしたときに、このSPDシューズを履いていきました。

結論から言うと、巡航速度はあまり上がりませんでしたが、ロングライドはかなり楽になりました。

良かった点
  • ロングライドが楽になった
  • 歩きやすかった
変わらなかった点
  • 巡航速度はさほど変わらなかった

上り坂で圧倒的な効果を体感

ロングライドの楽さという点でいうと、これはかなり効果があったように思います。

特に上り坂の楽さは、これまでとは比べ物になりません。

これまで、太ももの前側(大腿四頭筋)の筋肉しか使えず、かなり辛く感じていた激坂でも、引き足を使うことで少し余裕をもって登れるようになりました。

あくまで感覚的なものですが、20〜30%程度楽に坂を登れるようになった感じがします。

また、平坦でも足のいろいろな部分を使ってペダルを回せるので、足を休ませながら走ることが可能になりました。

歩きやすい

なにげに良かった点としては、

歩きやすかったです。

あえてジョギングシューズ風のSPDシューズにしたので、当然といえば当然ですが・・・。

普通にコンビニやお店に入っていける気軽さと、ペダリングを楽にしてくれる効果の両方を持ち合わせたSPDシューズ。

実用的です。

巡航速度はそれほど変わらず

巡航速度はあまり変わりませんでした。

理由としては、そもそもペダリングが下手で引き足がうまく使えないのが原因ではないかと思います。

今後、ペダリングが上手になるにつれて、ビンディングの効果が出て巡航速度が上がっていくだろうと思います。

ペダルに対して足の位置が固定されるため、ペダリングの軌跡はかなり安定しました。

今後、巡航速度の向上が見込まれるのではないかと思っています。

乗車姿勢も含めて、楽に乗れるポジションを探すうえで、ビンディングシューズの導入は大切ではないかと思います。

まとめ

総合すると、もう普通のシューズには戻れないなという感想です。

デメリットらしきものがなく、メリットばかりを感じました。

かなりオススメです。

その後もずっとビンディングシューズを使っています。

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