トピークのケイデンスセンサーってどうなんだろう…
こんにちは!
私は自転車が趣味です。
前回、心拍計を購入したのに続き、今度はケイデンスセンサーを購入しました。
どんどん上手な人たちの真似をしていきます。
※心拍計を購入した際の記事はこちら↓
購入した商品
購入したのは「TOPEAK(トピーク) パノバイク ブルートゥース スマート スピード & ケイデンス センサー」。
クランクの回転数とタイヤの回転数を測定し、Bluetoothを通じてサイクルコンピューターやスマートフォンに伝えてくれるセンサーです。
お値段4,000円強。リーズナブルです。
購入の目的
購入の目的は、そもそも自分のケイデンスが何回転くらいなのかを知るためです。
よく、ケイデンスはXX回転くらいが最適、とか、「ケイデンスをあと30回転上げろ」とか言われますが、そもそもケイデンスがXX回転というのはどのくらいの速さなのかがわかりません。
昔、音楽をやっていた人なら、ある程度テンポがわかるのかもしれませんが、私は経験ゼロです。
ということで、機械に教えてもらおうという魂胆でセンサーを購入しました。
取り付け方法
愛車コーダーブルーム(KhoodarBloom) Rail 700への取り付けは、以下の手順で行いました。
基本的に説明書通りです。
クランクへの磁石の取り付け
本商品には磁石が計4つ付いてきます(大1、小2、ホイール取り付け用1)。
そのうち、大きいものをペダルの軸の裏側にペタッと裸ではりつけました。
付属の台座は使用しません。
なお、取り付けるのはチェーンがない側のクランクになります。
(写真ではペダルがSPDペダルになっていますが、ノーマルペダルでも取り付け方は同じです)
チェーンステーへのセンサー本体の取り付け
付属のゴム台とストラップを使って、本体をチェーンステーに縛り付けます。
このとき、本体表面に書かれた「C」のマークの位置を、先程クランクにはりつけた磁石とぴったり合わせます。
スポークへの磁石の取り付け
ホイール取り付け用を磁石をスポークに取り付けます。
チェーンステーに取り付けたセンサー本体の「S」のマークとぴったり合わせます。
ただ、これだけだと磁力が弱いのか、うまくスピードセンサーが機能しませんでした。
付属の磁石(小)2つを追加ではりつけたところ、スピードセンサーが機能するようになりました。
若干、見た目が・・・^^;
Runtastic Road Bike Proとの接続
ケイデンスセンサーに接続
スマートフォンアプリの「Runtastic Road Bike Pro」との接続は、設定画面から行います。※Runtasticはその後廃番となりました。
特に難しいところはありません。
タイヤの円周を変更
タイヤの円周を変更すると、より正確に距離を測定できるようになります。
タイヤの円周は、タイヤの直径と太さでおおまかに計算可能です。
KhoodarBloom Rail 700の場合、700×28Cのタイヤを履いていますので、2136に設定します。
実際には、同じ直径・太さのタイヤでも、メーカー、型番、そして空気圧によって円周は変わってきます。
厳密を期すなら、実測してみたほうが良いかもしれません。
つながらないときは
ケイデンスセンサーとRuntasticがうまくつながらない場合、いくつかの理由が考えられます。
ケイデンスセンサーの電源がONになっていない
まず、ケイデンスセンサーの電源がONになっていないと、うまく接続されません。
センサーは、普段の状態では電源OFFになっています。
どうすれば電源ONになるかというと、「センサー本体付近を磁石が通過したときに自動的に電源ONになる」ようです。
ということで、クランクを適当に回してセンサー本体付近に磁石を通過させます。
これでセンサーの電源がONになりましたので、改めてRuntasticの画面で「ケイデンスセンサーに接続」をします。
ケイデンスセンサーの電池が切れている
次に、最初から入っている電池が弱っていたりすると、うまく接続されません。
電池交換のときに、電極のツメをおらないよう、注意してください。
ケイデンスセンサーと磁石の位置が悪い
ケイデンスセンサーと磁石の位置が合っていないと、電源がONにならず、うまく接続されません。
また、仮に接続されても、うまく数字が表示されません。
私はこの状態にはまってしまい、ケイデンスは正しく表示されるものの、スピードが常時0kmに固定される状態になってしまいました。
これを直すには、センサーと磁石の位置をしっかり調整します。
さらに、センサーと磁石の距離が遠い場合(2cm以上だと怪しい)、磁石を増やします。
実際に走行してみた結果
距離が正しく記録されない
実際に走行してみたところ、走行中のケイデンス、速度は正しく表示されました。
しかし、距離が正しく記録されません。
これは、Android版のRuntastic Road Bike Proで見られる症状のようです。
試しに40km走ってみたところ、走行距離30kmと記録されました。
4分の3ですか・・・ちょっと悲しいですね。
Android版のRuntasticとは相性が×
いろいろ調べてみましたが、根本的な解消法はないようです。
Android版のRuntastic Road Bike Proと、本商品の相性の問題でしょう。
回避策として、まずタイヤの円周を1.3倍程度にすれば、距離は合うようになります。
が、走行時に表示される速度が1.3倍になり、ストレスが溜まります。
次に、走行データをエクスポートして別アプリ(Strava等)に読み込むと、距離が正しく表示されるらしいです。
ただ、走行中に表示される距離はおかしいままですので、これもストレスが溜まります。
最後に、Android版をあきらめ、iPhone版のRuntastic Road Bike Proを使うという手があります。
たまたま昔使っていたiPhone 5があったので、急遽そちらにRuntastic Road Bike Proをインストールして走ってみたところ、距離もおよそ合っているようでした。
結論としては、Android版のRuntastic Road Bike Proを使いたい方には、本商品の購入はおすすめしません。
廉価で高性能なセンサーですが、アプリとの相性が悪く、距離が正しく記録されませんので実質使えません。
iPhone版のRuntasticや、他のアプリを使っている方にはお薦めできる商品です。
このケイデンスセンサーは丈夫で、5年間使い続けていますが壊れていません。