無料で使える中では最強と言える、Windows/Mac/Linux対応楽譜作成ソフト「MuseScore」がバージョンアップしていました。
新しいバージョンは「4.0」と銘打たれています。
本記事では、「MuseScore」V4.0について簡単にご紹介します。

大きく進化しています!
MuseScoreとは
MuseScoreは、世界中で使われている、無料で使える高機能な楽譜作成ソフトです。
Windows、Mac、Linuxに対応しています。
有志によって開発されている無料ソフトでありながら、クラシック音楽のオーケストラの総譜やピアノの楽譜のような、非常に複雑な楽譜を作成することができます。
楽譜を作成するだけでなく、作成した楽譜をそのまま再生することが可能です。
当サイトでも以下のようなページの作成にMuseScoreを利用しています。
V4.0の紹介動画
2022年12月14日にMuseScoreのV4.0がリリースされました。
リリースの概要については、公式の紹介動画がありますので、まずはこちらをご覧ください(英語)。
これを見るだけで、V3からの大幅な進化が見て取れますね!
V3から進化した点
公式サイトに、V3から進化した点がまとめてありました。

公式サイトや公式動画でアナウンスされていることを以下に簡単にまとめます。
- UIを一新
- 見た目や操作性が大幅に進化しました
- 「ホーム」タブで、ファイルやプラグインの管理が可能になりました
- 「楽器」パネルで、楽器の追加や順序の入れ替えが簡単にできるようになりました
- 「プロパティ」パネルで、音符などのパラメーターを簡単に調整できるようになりました
- 楽譜の描画エンジンを強化
- 楽譜の見た目を生成する描画エンジンが強化されました
- 例えば、余分なスペースが自動的に詰まるようになり、より美しい楽譜を作成することが可能になりました
- 楽譜の再生エンジンを強化
- 楽譜に沿って音楽を演奏する再生エンジンが強化されました
- 例えば、アッチェレランドやリタルダンドなどのテンポ記号の再生の仕方をカスタマイズできるようになりました
- 新しいミキサー機能
- 「ミキサー」が強化され、より再生が簡単になりました
- 例えば、楽譜上で選択した部分のみを再生することができるようになりました
- VSTインストゥルメント、VSTエフェクトのサポート(!)
- VST/VSTiをサポートしました
- 今後さらに進化させる計画だそうです
公式動画では、今後のさらなる進化を容易にするための基盤整備としてV4.0を開発した、ということが述べられていました。
現時点でかなり大きな進化を感じる出来栄えですが、今後さらに進化していくとのことですので、楽しみです。



「MuseHub」が新登場
もう1つ、大きな変更点があります。
それは「MuseHub」というハブ機能が登場したことです。

どうやら、ソフトウェアのインストールや自動更新、新しいサウンドの追加などはこちらから行うことになるようです。
まとめ
MuseScore V4.0についてごく簡単にご紹介しました。
楽譜再生エンジンの強化や新しいミキサー機能、VSTサポートによって、よりDAWに近い楽譜作成ソフトになった感があります。
さらに、MuseHubの登場によって、単体のソフトではなく、楽譜作成を1つのコア機能とした統合型の音楽環境を提供しようという意欲も見られます。
V4.0は、リリースされたばかりの最新バージョンということで、まだまだ動作に不安定な点や機能不足な点があるようです。
しかし、そういった点が仮にあるとしても、もともと無料とは思えない高機能なソフトだったものがさらに進化し、今後も進化し続けるということで、非常にオススメのソフトだと思います。
ぜひ一度使ってみてください。

私もいろいろ触ってみようと思います!