Ankerのヘッドホンってどうなんだろう…
こんにちは!
いよいよ3月も末、卒業の季節が近づいてきました。
進学される方、新社会人になられる方、おめでとうございます!
大変おめでたい季節にAmazonで新生活応援セールをやっていたので、以前から気になっていたAnkerのノイズキャンセリングBluetoothヘッドホン「Soundcore Life Q30」を購入してみました。
これはなかなか優れたヘッドホンだと思いましたのでレビューしようと思います。
Anker「Soundcore Life Q30」とは
Ankerは、主にAmazonで人気のある電気製品メーカーです。
スマートフォンの関連商品やオーディオビジュアル製品が人気です。
本社は中国の長沙にあるようです。深センとかではないんですね。
品質の高い電気製品を廉価で販売している、非常に良心的な会社だと思います。
そんなAnkerが出しているヘッドホン・イヤホンがSoundcoreシリーズで、Q30はその中でもコストパフォーマンスに優れたメインストリームのヘッドホンという扱いになるかと思います(2022年3月現在)。
より廉価なラインにはQ10とQ20+があり、よりハイパフォーマンスなラインとしてQ35があります。
今回ご紹介するQ30は、2021年1月に発売されてから大人気を博しているヘッドホンで、お値段も1万円未満(定価8,990円[税込])と、初めてのヘッドホンとして手に取りやすい価格となっています。
詳しいスペック等については製品情報ページをご覧ください(下記)。
Q30を購入した理由
さて、ヘッドホンはスペックよりも実際に聴いてみないと良し悪しがわからない製品です。
定評があるのはソニーやアップルの製品です。そちらにしようかな…とも思ったのですが。
今回Q30に興味を持った最大の理由は、なんとなくいい意味でゆるそうなノイズキャンセリング機能にあります。
私はエアコンや食洗機、ドライヤーといった機械系のノイズが苦手なので、それらの音がしている部屋の中で使う目的で購入しました。
電車の中のように轟音のする場所で使うわけではありませんので、そこまで「ビタッ」と静寂が訪れる強力なノイズキャンセリングは必要ありません。
じつは昔、ソニーのノイズキャンセリングイヤホンを使っていたのですが、耳への圧迫感が強くてちょっと苦手だったんですよね…。
そういった事情があり、ノイズキャンセリング機能がいい意味でゆるめで、家族に話しかけられたら気づくことはもちろん、場合によってはそのまま対応できるようなヘッドホンを探していました。
このQ30は、レビュー記事などを見るとそこまでノイズキャンセリング機能が強力ではなく、むしろ自然な感じ、落ち着く感じに設計された商品のようで、気になっていた商品です。
また、オーディオ好きとして、評判のいいAnkerのヘッドホンがどういう音がするのか、聴いてみたかったというのも理由です。
Q30を聴いてみた感想
それでは聴いてみた感想です。
良かった点
箱出しすぐの感想となりますが、個人的には100点満点といっていい出来栄えでした。
もちろん、もっと音の良いヘッドホンはたくさんありますが、このクラスのヘッドホンに求められるのは、最高の音質ではなく、周囲の雑音をうまく消し去りながら、音楽をそれなりに聴かせてくれて、心地よさを与えてくれること。
1万円未満のヘッドホンとして、100点満点のヘッドホンではないかと思います。
ヘッドホン本体の素の音質は強ドン弱シャリなように思います。そもそも、いずれの音も何らかイコライジングされているような感じがしますので、ドライバそのものの性能がどういう性能なのかはわかりません。
音の立ち上がりのアタック感や、響きのリバーブ感からすると、そこまでいいドライバというわけではないと思いますが、全然ノープロブレムです。
ノイズが消えて、音楽が楽しめればそれで良いのです。
いまいちだった点
あえてあら捜しをするとすれば、
くらいです。ほんと、あら捜し程度の問題点しかありません。
電源ボタンの問題はやや違和感があります。電源ONするとき、ちょっと長すぎて5秒押し続けるとペアリングモードになるんですよね。ちょうど3〜5秒の間で指を離すのが難しい。
そして電源OFFするときは5秒以上押さないとOFFにならないという。。。
私の個体だけの問題かもしれませんが、電源ONとOFFで長さが違うのはやめてほしいです。
まとめ
思った以上に良くて大満足です!
まとめると、Anker Soundcore Life Q30は、手頃な価格で購入できて、自然な感じのノイズキャンセリングヘッドホンがほしい人にベストマッチと言えるヘッドホンです。
1万円未満という価格を考えると、破格の性能といえるでしょう。
初めてのヘッドホンとして選んでも間違いありませんし、ヘッドホン・マニアな人が手軽に扱えるサブ機として購入しても十分満足できるでしょう。
おすすめです。
また長く使ってみて何かわかったことが出てきたらブログに書こうと思います。
環境:iPhone 8/XR→Q30