【レビュー】ソニー「MDR-EX800ST」を3ヶ月聴いた感想

Sony MDR-EX800ST オーディオ

モニターイヤホンってどうなんだろう…

こんにちは!

ソニー(Sony)のモニターイヤホン「MDR-EX800ST」を購入しました。

3ヶ月聴いてみましたので、感想を書いておこうと思います。

MDR-EX800STとは

MDR-EX800STは、ソニーのプロ向けモニターイヤホンです。

型番の最後の2文字、「ST」は、スタジオなどで使われる、プロ向けに開発された機材であることを表しています。

先日購入した「MDR-M1ST」もそうですし、「赤帯」として非常に有名なモニターヘッドホン「MDR-CD900ST」も型番の最後の2文字が「ST」です。

公式サイトによると、

MDR-EX800STは、ステージユースのために開発された、インイヤーモニターです。

世界の先端技術を誇るソニーと、ライブの世界を知り尽くしたソニー・ミュージックスタジオが共同で開発。

高音質はもちろん、ハードなパフォーマンスにも応える耐久性を備えています。

https://www.smci.jp/s/headp/page/ex800st

とのことです。

音質はもちろんのこと、耐久性にも期待できそうです。

形状

MDR-EX800STは、ステージユースということで、動き回りながら使うことが想定されています。

このため、普通のイヤホンとは形状が異なります。

いわゆる「シュアがけ」という、耳の周りにコードを這わせるタイプの形状です。

これにより、動き回ってもイヤホンが耳から落ちづらくなっています。

購入した理由

今回、このイヤホンを購入した理由についてです。

以前、プロ向けのモニターヘッドホン、ソニー「MDR-M1ST」を購入しました。

こちらが思った以上に好みの音質でした。

ただ、ヘッドホンということもあり、

髪型が乱れる

という問題がありました。

特にお風呂上がりに使うと髪型への影響が大きい

でも、お風呂上がりにいい音で音楽を聴きたいという思いは強い。

そこで、同じソニーのプロ向けモニターイヤホン「MDR-EX800ST」を購入することにしました。

同じメーカーであれば、音の傾向も同じであろうとの推測からです。

聴いてみた感想

さて、実際にMDR-EX800STを聴いてみた感想です。

良かった点

まずは良かった点から。

良かった点
  • 高品位な音質。さすがプロユースです。安物っぽい音ではありません。品格があります。
  • 低音が充実。並のイヤホンとは比較にならないくらい、重低音までよく出ます。
  • 心地よい中高音。シャリついたところがなく、落ち着いた印象です。
  • 聴き疲れしにくいバランス。低音から高音までピラミッド型で重心が低めにあり、聴き疲れしづらいです。
  • さまざまな音楽ジャンルに適応。全体的にバランスが良いため、ポップスからクラシック音楽まで、十分楽しめます。

私はクラシック音楽やジャズが大好きです。

これまでは、クラシック音楽を聴いて満足できるイヤホンに出会ったことがありませんでした。

でも、このMDR-EX800STは大変気に入りました。

夜に室内楽をゆったりと聴くのに最高です。

もちろん、ジャズトリオなども上質に聴かせてくれます。

正直、イヤホンでここまで音楽が聴けるとは驚きました。

イマイチだった点

続いて、イマイチだった点です。

イマイチだった点
  • 装着にコツがいる。いわゆるシュアがけのため、慣れるまでは装着に手間取ります。
  • イヤーピースのサイズがいまいち合わない。自分の耳にはいまいち合いませんでした。

私は家の中でのみこのイヤホンを使っています。

そのため、シュアがけのメリットはありません。

シュアがけも、慣れれば一瞬ですので、特に嫌だというほどではありませんが…

コツは、親指と中指でイヤーピースを掴み、人差し指でコードを引っ掛けて装着することです。

そうすれば速やかに装着することができます。

まとめ

ということで、若干の装着しづらさはあるものの、それを補って余りある音質の良さがありました。

非常にベーシックな意味で音がいいイヤホンです。

「高音がめちゃくちゃいい!」

といったイヤホンは他にもありそうですが、このイヤホンはどの音域もバランス良く高音質です。

さすがプロやハイアマチュアに愛用され続けてきたイヤホンだと思いました。

非常に気に入りました。

風呂上がりにいい気持ちになれるイヤホンでした

環境:iPhone→Fiio Q3→MDR-EX800ST

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