B&W 606の音がさらに良くなってきた話

B&W 606 オーディオ

エイジングって効果があるのでしょうか…

こんにちは!

三連休というのにオミクロンのせいで外出できず、つまらない気分です。

こういう日は音楽を聴くに限る、ということで、クラシックの女流ピアニストであるエレーヌ・グリモーの「リフレクション(Reflection)」というアルバムを聴きました。

Bowers & Wilkins 606 S2 アニバーサリーエディション マットブラック (ペア)
Bowers & Wilkins 600 S2 アニバーサリーエディション

エレーヌ・グリモー「リフレクション(Reflection)」について

収録されている曲は、

収録曲
  • シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 op.54
  • クララ・シューマン:リュッケルトの詩による3つの歌曲 op.12
  • ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 op.38
  • ブラームス:2つのラプソディ op.79

というもの。

協奏曲、歌曲、室内楽、器楽曲の4種類が1枚のアルバムに収まっており、音楽的な楽しみはもちろん、オーディオ再生環境を試すのにも最適な1枚です。

音楽の内容は素晴らしいの一言です。曲目も素晴らしければ、演奏も素晴らしいです。

  • シューマンの協奏曲は、指揮者がサロネンで、オケがドレスデン、録音場所がルカ協会という素晴らしい組み合わせ。普段シューマンはあまり聴きませんが、この演奏は好きです。
  • クララ・シューマンの歌曲は、歌っているのがフォン・オッターで、そこまで好きな歌手ではありませんが完成度の高さはピカイチ。
  • ブラームスのチェロ・ソナタは、トルルス・モルクというノルウェーのチェリスト。本来、チェロが主役のはずのこの曲で、グリモーのピアノをいぶし銀の演奏でしっかりサポート(?)。
  • 最後に、グリモーがブラームスのラプソディを自由奔放に弾いて終わります。

アルバム全編にわたり、グリモー節が全開です。強めの左手。ドロドロとした暗さ。音離れが不揃いで下手そうに聴こえるけれど、その中に情感が溢れているスタイルなど。

型にはまらない、自らの感性に忠実な演奏です。

たまりません。

私はグリモーの演奏が大好きです。

B&W 606の音がさらに良くなってきた

アルバムの素晴らしさにノックアウトされましたが、その感動を支えてくれたのがB&W 606です。
購入後、1年以上が経過していますが、未だに変化・進化(とも言える経年劣化)を続けています。

※購入1年後に書いたB&W 606のレビューはこちら↓

最近では音の迫力が増し、グリモーの暗く滾(たぎ)る情感をうまく表現してくれるようになってきました。

月日とともにどんどん重心が下がってきて、聴き応えが増しているように感じます。

音楽的な感動が増してきています

いやー、これは本当にいいスピーカーです。

ペラペラな音だと感じて低評価した過去の自分に、今の音を聴かせたらびっくりすると思います。低域から高域までバランス良く出ています。以前は弱いと感じていたチェロの音域もしっかり出るようになってきました。

今後がさらに楽しみになってきました。

時とともに良くなっていくものっていいですね。

環境:
M-CR612→B&W 606

Bowers & Wilkins 606 S2 アニバーサリーエディション マットブラック (ペア)
Bowers & Wilkins 600 S2 アニバーサリーエディション

プレイリスト

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