ジャズのいいアルバムを探しています…
こんにちは!
グレース・マーヤ(ジャズ・ボーカリスト兼ピアニスト)の「ラスト・ライヴ・アット・ダグ」のCDを購入しました。
CDを購入するのは久しぶりです。
この盤は、Amazon MusicやApple Musicでは聴けないんですよね。
録音が良いということで以前から気になっていたCDです。
早速聴いてみましたので、感じたことを書いてみます。
音質について
早速聴いてみたところ、たしかに音が良い!
Jazz Cafe Bar DUGというジャズバーで録音されたもののようです。
移転前のお店で録音されたようですね。
一聴してライブ感を感じます。
個々の楽器が明瞭でありながら、ホールトーンが豊かです。
マーヤさんの声がとても艷やかであることはもちろん、エレキギターのシャープさや歪み感、バスドラやベースの鋭いアタック音と沈み込む低音、キーボードのたゆたう音、そして世界的トランペッターである日野皓正さんのトランペットの輝かしい音など、とにかく心地よい音です。
もうずっとこの世界に浸っていたいと思いますね。
音楽も最高!
音だけでなく音楽も最高です!
ジャズをあまり聴き慣れていない人でも本当に楽しめる音楽です。
特に、6曲目「Comin’ Home Baby」はリズム感がよく、前のめりにノリノリで聴けます。
また、しっとりとした4曲目「Kiss of Life」、元気な9曲目「Sunny」など、一夜限りのライブ演奏のなかで様々な感情が表現されています。
ああ、その場にいたかったな、生で聴きたかったな、と思えるアルバムになっています。
難しい要素はなく、どんな方にもお薦めできる一枚ですので、ジャズに興味がない方もぜひ聴いてみてください。
何千万曲もの曲が手軽に聴けるサブスク時代だからこそ、サブスクでは聴けないこういった貴重なライブ盤を買ってCDトレイに乗せ、わくわくしながら聴くことにも大きな価値があると思いました。
それでは今日はこのへんで!
ジャズ入門としても最適です。
オーディオ環境:
M-CR612、B&W 606、AKG K702