キャニオンのロードバイクってどうなんだろう…
こんにちは!
前回までで、Canyon ULTIMATE CF SL 7.0の組み立てとブレーキの調整が終わったので、早速乗ってきました。
時間の都合で、1日目に20km、2日目に40kmほどしか乗れませんでしたが、クロスバイクとは大きく違う乗り心地に驚きました。
乗車姿勢が違う
まずなんといっても、ハンドルが遠い!
自然と前傾姿勢になります。
これまで乗っていたクロスバイク(コーダーブルームRail 700)も、ステムを変えてハンドル位置をかなり低く遠くしていました。
にも関わらず、ロードバイクのハンドルはかなり遠く感じられます。
体感レベルでは、まるで別の乗り物に乗っているような感じです。
初めてクロスバイクに乗ったとき、サドルが高く、ハンドルが前にある姿勢にかなり驚いた記憶があります。
今回も、そのときと同じくらいインパクトを受けました。
使う筋肉が違う
漕ぎ出してみると、体の背面の筋肉をより多く使うことに気づきます。
具体的には、背筋、臀筋(お尻の筋肉)、ハムストリング(太ももの裏側の筋肉)です。
深い前傾姿勢をとった体と、前を向く頭を支えるために、背筋に負荷がかかります。
クロスバイクで多少慣れていたので、腰や首が痛くなることはありませんでしたが、まったく初めての人だと20kmも乗れないのではないかと思いました。
また、ペダリングのとき、クロスバイクだと太ももの前面の筋肉をよく使いましたが、ロードバイクだとお尻と太ももの裏側の筋肉に大きな負荷がかかります。
普段あまり使わない筋肉なので、へーこの筋肉って負荷がかかるとこういう感じになるんだーと、新鮮な感覚を得られました。
お尻の筋肉を使う感触は、ヒップアップにすごく効果的なのではないかと思いました。
フィットネス目的だと、クロスバイクよりロードバイクのほうが良さそうです。
巡航速度はあまり変わらないが登りが劇的にラクに
力を入れずに漕いでいた限りでは、巡航速度はあまり変わりませんでした。
もう少し違いが出るかなーと期待もしていましたが、、、
まだ乗車姿勢や体の筋肉の使い方に慣れていないのと、体の背面の筋肉が全然ついていないため、速度が出ないのではないかと思います。
今後、乗りこんでいくことで、巡航速度は上がりそうな予感がします。
一方、登りはすごくラクになりました。
ちょっとしたアップダウンや、坂道がラクに登れるようになりました。
理由はまだ良くわかっていません。
仮説としては、
- メカの抵抗の違い
- ギア比の違い
- 車体の重さの違い
- 乗車姿勢の違いからくる使う筋肉の違い
- 気のせい(笑)
などが考えられます。
今後、乗り比べながら研究してみたいと思います。
その他
その他、気づいたことがいくつかあります。
お尻が痛い
サドルの形が変わり、お尻が痛くなりました。
2日目に10kmくらい乗ったところでお尻が痺れるような感触となり、このまま乗り続けるのは厳しいかもしれないと思って焦りましたが、乗車ポジションを少し前乗り気味に変えたところ、その後のライドでまったく気にならなくなりました。
お尻がサドルに馴染むまで、しばらく様々な乗車ポジションを試してみようと思います。
結局、その後サドルを変えました。
コーナリングがスムーズに
コーダーブルームRail 700はかなりロングホイールベースで、直進安定性はあるもののコーナリングはアンダーステアな自転車でした。
Canyon ULTIMATE CF SL7.0は、さすがにレースにも使えるロードバイクだけのことはあって、コーナリングはキビキビしています。
こう曲がりたいと思った通りに曲がれるので、カーブで安心できます。
とにかく乗って楽しい
初めてロードバイクに乗った感想としては、
やっば、楽しいコレ
ということに尽きます。
今までクロスバイクで走ってきた道を走り直したのですが、あらゆる場面で「おっ、ここはこんなふうに違うんだ」と感じることがあり、乗っていて非常に楽しいです。
反面、街中を乗り回すには少々気が重いというか、本格的すぎる車体なので、クロスバイクの方がどこにでも乗っていける気軽さを感じます。
このあたりは、そもそものロードバイクとクロスバイクの性格の違いでしょうか。
私の中では、
- ちょっとしたお出かけにはクロスバイク
- しっかり長距離乗るときはロードバイク
という使い分けが生まれました。
もっともっと乗り込んで、いろいろなところに行ってみたいと思います。
自分には見合わないほど良いロードバイクです。大事に乗っていこうと思います。
※その後、もう少し乗ってみてからキャニオンアルティメットのインプレを書きました↓