ケンジントンのトラックボールってどうなんだろう…
こんにちは!
マウスのスクロールホイールを使いすぎて腱鞘炎になりかけたtakです。
ケンジントンの「スリムブレード」(Kensington Slimblade)という大型トラックボールを購入したらすっかり悩みが解消しましたので、ご紹介したいと思います。
購入理由
私はコンピュータ関連の仕事をしています。
仕事中に大量のドキュメントを閲覧するため、とにかくスクロールする機会が多く、愛用しているマウス(こちらもトラックボールの「ERGO M575」)のホイールを中指でくるくるくるくる回していました。
そうしたところ、中指の根本が腱鞘炎になりかかってしまい、痛みが出るように。
最初はあまり気にならなかったのですが、次第に悪化してきて、仕事前に
「今日はスクロールしたくないな」
と思うまでに。
このままではまずいと思い、解決策を練り始めました。
両手にトラックボール
加えて、以前から左手用のトラックボールがほしいと思っていました。
私は10年ほど前からロジクールのトラックボールを愛用しています。「M570」→「M570」→「M575」と3台買い替えながら使い続けています。
そうした中で、右手が疲れたときに左手でもトラックボールが使えたら便利そうだと思っていました。
そんなこともあり、左手用のトラックボールを購入することにしました。
スクロールが楽!
何種類かあるトラックボールのなかでスリムブレードを選んだのは、その見た目の良さと、独特のスクロールのシステムが理由です。
スリムブレードは、スクロールホイールがない代わりに、ボールを水平方向に回転させることで、ブラウザなどの画面を上下にスクロールさせる機能を持っています。
この機能が非常に便利なのです。
スリムブレードを導入した後は、非常に軽快にスクロール操作を行うことができるようになりました。
コツは、手首を動かさず、指だけの動きでボールを並行に動かすことです。
そうすることで、余計な力が入らず、いくらでもスクロールし続けることができるようになります。
これにはちょっとした慣れが必要です。ペン回しのような要領ですね。
もちろん、普通のトラックボールとして使うこともできますので、右手が疲れたときや、気分転換したいとき、はたまた右脳を活性化させたいとき(?)に、左手でスリムブレードを操作するようにしています。
今では、体がそれぞれのトラックボールの操作を覚えて、どちらの手でも支障なくマウス操作ができるようになりました。
使ってみた感想
さて、実際に1年間スリムブレードを使ってみた感想です。
まず、良かった点は以下のとおりです。
一方で、いまいちだった点は以下のとおりです。
正直、イマイチだった点がほとんど思い浮かびません。
購入以来、ずっと愛用し続けており、スクロールと気分転換に役立っています。
両手にトラックボールを置くとコクピット感が出てきます。
【追記】3年間使った感想
スリムブレードを使い始めて3年が経過しました。
故障などなく、今も元気に稼働中です。
ボールの回転、ボタンのクリック感など、劣化した感じはありません。
先日、Bluetoothに対応した次世代モデル「SlimBlade Pro」が発売されました。
ボールのカラーとしてレッド以外にグレーが用意されたのと、ボールの周りのリングの色がブラックになりました。
ダークな雰囲気の周辺機器が好きな方には、グレーボールはかなりフィットするでしょう。
私は昔ながらのレッド派かな。
有線よりも無線のほうが机の上がスッキリしますので、次に購入する機会があれば無線タイプを選ぼうと思っています。