【レビュー】SMSLのDAC「SU-1」を聴いた感想

SMSLのDAC「SU-1」を聴いた感想 オーディオ

SMSL社のオーディオDAC「SU-1」を購入し、聴いてみましたので感想を書きたいと思います。

S.M.S.L SU-1 MQA MQA-CDオーディオデコーダー AK4493S XU316 768kHz/32Bit DSD512 ハイレゾDAC
仕様: 入力:USB/光/同軸 出力レベル:2.0VRMS thd+n:0.00013%(-117db) ダイナミックレンジ:121db SNR:121db USB送信:非同期伝送 USB互換性:Windows 7/8/8.1/10/11 ...

購入した理由

私は普段、4畳ほどの小さな仕事部屋でクラシック音楽を楽しんでいます。

いわゆるデスクトップオーディオです。

機器の構成は以下のとおりです。

  • Mac mini (M4 Pro)
  • SMSL「A100」小型デジタルアンプ;約1万円
  • Dali「Oberon 1」小型スピーカー;約5万円

音源は、Mac miniにリッピングして取り込んだCD(ALAC形式)と、Apple MusicやAmazon Musicといったストリーミング音源です。

この小さなデスクトップオーディオのセットに概ね満足していましたが、少し不満もありました。

それはSMSL「A100」に内蔵されているDACです。

「A100」に内蔵されているDACは廉価なもののようです(おそらく、USBとBluetoothのレシーバーを兼ねているとみられるJieLi社のチップ)。

対応しているサンプリングレートは48kHz、ビット深度は16bitのみです。

それでも決して音質は悪くなく、変なクセがない素直な音で音楽性は高いものの、音の解像度が低く、音が団子になって飛んでくるような印象があります。

また、よく聴く音源のサンプリングレートが、44.1kHz(CD)、または、96kHz、192kHz(ストリーミング音源)であるのに対し、DACの対応サンプリングレートが48kHz固定というのは、ミスマッチを起こしていると言えます。

  • 44.1kHz→48kHzの非整数倍の変換における情報損失
  • 96/192kHz→48kHzのダウンサンプリングにおける情報損失

できれば、44.1kHz、96kHz、192kHzの音源をそのまま(ビットパーフェクトのまま)DACへと入力し、DAC側で適切にアナログ変換させたいものです。

そこで、外付けのDACを試してみることにしました。

SMSL「SU-1」を選んだ理由

今回購入するDACに求める要件は、

  • 豊富なサンプリングレートに対応していること(44.1kHz〜192kHz以上)
  • 「A100」内蔵DACよりも高音質であること
  • 価格が1万円近辺であること(アンプやスピーカーとのバランスが良いこと)

といったあたりです。

DACのチップとしては、定評のある以下の3社のいずれかが望ましいと考えました。

  • 旭化成エレクトロニクス社(AKM)
  • ESS Technology社(ES)
  • Cirrus Logic社(CS)

中でも、旭化成のチップは解像度が高いと言われ音質に定評があり、第一候補としました。

いくつかのDACを調べるなかで、SMSL社の「SU-1」は要件を満たし、ネット評価も高かったことから、購入してみることにしました。

SMSL「SU-1」を聴いた感想

早速、「SU-1」をMac miniとA100の間に設置・接続し、音を聴いてみます。

聴いたのは、気鋭のピアニスト、トリフォノフが演奏するラフマニノフのピアノ協奏曲第3番です。

そもそも演奏が極度に難しいと言われるラフマニノフのピアノ協奏曲第3番で、通常版より演奏が難しいと言われるオッシアのカデンツァが気合を込めて演奏されている名盤です。

ダニール・トリフォノフ, フィラデルフィア管弦楽団 & ヤニック・ネゼ=セガンの"Piano Concerto No. 3 in D Minor, Op. 30: I. Allegro ma non tanto (Live at Verizon Hall, Philadelphia / 2018)"をApple Musicで
曲・2019年・時間:17:25

ピアノ協奏曲は、オーケストラという非常に多くの楽器が鳴るなかでピアノというソロ楽器が鳴る再生が難しい音源です。

オーディオセットの性能が低いと、ピアノの音がオーケストラとうまく分離せず、大音響の中でピチピチと鳴るだけのように聴こえたりします。

そういう意味で、オーディオセットの実力を測るのに適しています。

さて、「SU-1」ですが、一聴してピアノの音の粒立ちがよく、キラキラとした音の粒が飛んできます。

内蔵DACで聴いていたときと比べ、全体的に音の品位が上がり、ツヤが出たというか、輝きが増したような印象を受けます。

オーケストラとピアノの音の分離も良くなり、解像度が高まったことが伺われます。

100-200Hz近辺の低音域が引き締まり、ボワボワ・もこもことした音が整理されたと同時に、高音域、特に2-3kHz以上の倍音成分が緻密に再現されるようになったことで、楽器本来の音に近づいたのではないかと思います。

狙っていた音質向上効果をうまく引き出すことができて、大変満足できる結果となりました。

まとめ

今回、デスクトップオーディオセットにSMSL社のDAC「SU-1」を導入することで、望んでいた音質アップを実現することができました。

私と同じような悩み、つまり、

  • 「どうもいまいち音の分離が悪い」
  • 「低音域がボワついていて高音域を覆っている」
  • 「弦や金管の音にツヤや輝きがなく退屈な音がする」

といった悩みをお持ちの方には、外付けDACの導入、特に「SU-1」をおすすめしたいと思います!

音の品位が上がって大満足です!

S.M.S.L SU-1 MQA MQA-CDオーディオデコーダー AK4493S XU316 768kHz/32Bit DSD512 ハイレゾDAC
仕様: 入力:USB/光/同軸 出力レベル:2.0VRMS thd+n:0.00013%(-117db) ダイナミックレンジ:121db SNR:121db USB送信:非同期伝送 USB互換性:Windows 7/8/8.1/10/11 ...
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