Apple Watchとロードバイクの相性は?

Apple Watchとロードバイクの相性は?Apple Watch

実際にApple Watchを着けてロードバイクに乗ってみました。

こんにちは!

ロードバイクを趣味にされている人で、Apple Watchに興味を持たれている方もいらっしゃると思います。

実際にApple Watchを着けてロードバイクで走ってみた感想を記します。

Apple Watch SE(第2世代) GPSモデル、 40mmケース ミッドナイトアルミニウムケースとミッドナイトスポーツバンド レギュラーを組み合わせたスマートウォッチ。フィットネストラッカーと睡眠トラッカー、衝突事故検出、心拍数のモニタリング、Retinaディスプレイ、耐水性能
Apple Watch SE(GPSモデル)- 40mmミッドナイトアルミニウムケースとミッドナイトスポーツバンド - レギュラー

良かった点

まずは良かった点から。

良かった点
  • とにかく手軽! 腕に巻いてワークアウトアプリで記録を開始するだけで、色々な項目が記録できる!
  • iPhoneと連携! ライド後にiPhoneで記録を見ることができるので楽しい!

とにかく手軽!

Apple Watchのワークアウトアプリを使えば、ロードバイクに乗っている間にいろいろな項目を自動的に記録してくれます。

ワークアウトアプリで「サイクリング」を選択するだけで記録開始

ロードバイクに何も取り付けなくても、以下の基本的な項目を記録することができます。

  • 走行時間
  • 走行距離
  • 消費カロリー
  • 心拍数
  • 経路

これは特にロードバイク初心者にとってありがたい機能です。

従来、こういった記録を取るためには、ロードバイクにサイクルコンピュータやセンサーを取り付け、設定する必要がありました

初心者にとっては、その取り付け作業や設定作業が大きなハードルとなる可能性があります。

メカに強い方ならまだしも、メカにあまり強くない人は自分で作業するのは難しいかも・・・

Apple Watchなら、難しい取り付け作業や設定作業は必要ありません。

腕に巻いて外に出て、ワークアウトアプリで記録を開始するだけです。

この手軽さは素晴らしいと思いました。

GPSや心拍数センサーの精度も問題ありません。

多少の誤差は感じますが、利用に支障が出るような大きな誤差ではありません。

GPSの掴みもいいと思います。

こんな小さなボディでここまでできることに驚きを感じます。

iPhoneと連携!

ライドが終わったら、iPhoneのアクティビティアプリで記録を見ることができます。

とても見やすい画面です。

図のように、一定距離ごとのスプリットや、心拍数の推移グラフを見たり、マップで経路を確認したりすることができます。

本格的な記録アプリと比べるとやや表示項目が少ないものの、これで十分という方も多いのではないでしょうか。

Apple WatchからiPhoneへのデータの連携は自動的に行われます

サイクルコンピュータからiPhoneにデータを飛ばして、とか、iPhoneからクラウドにデータを保存して、といった面倒な操作は一切不要です。

さすがApple純正のデバイス、このあたりの連動性は素晴らしいですね。

イマイチだった点

続いて、イマイチだった点です。

イマイチだった点
  • バッテリーが持たない。1時間で20〜30%減少。
  • 走行中の使用不可。危険、かつ、必要な情報がパッと見れない。
  • その他、細かな支障あり。

バッテリーが持たない

ワークアウトアプリを使って走行中の記録を取りながらしばらく走ってみたところ、だいたい1時間でバッテリーが20〜30%減少しました。

ロードバイクに乗るときは、4時間以上のロングライドもざらにあります。

そういったロングライドの記録には「低電力モード」を使うことになります(最新機種のみ対応)。

ただ、低電力モードでは記録の頻度が落ちるそうです。

また、仮に低電力モードで運用したとしても、バッテリーの減りは通常より早くなります。

日常生活のなかでApple Watchのバッテリー持ちが限界に達している場合、ロードバイクに乗っている間の記録を追加で取ることは難しそうです。

私の場合、2時間ほど記録を続けた時点でバッテリーの警告が出てしまいました(通常モード)。

走行中の使用が不可

ロードバイクで走行中にApple Watchを閲覧操作するのは大変危険なため、絶対にやめましょう。

画面を見るだけなら大丈夫では? と思われるかもしれません。

確かに、ちらっと時計を見るくらいなら危険はないと思われます。

しかし、Apple Watchで小さな文字を見ようとすると、1秒以上、画面に目が釘付けになってしまいます。

時速30km以上で走ることもあるロードバイクにおいて、これは大変危険な行為です。

さらに、走行中に見たい情報にアクセスするため、Apple Watchの画面を操作したり、竜頭を回すような行為は厳禁といえます。

ワークアウトアプリも、走行中に見られることを想定した作りにはなっていないように思われます

何らかの配慮がなされた痕跡は見当たりませんでした。

走行中に情報を見たいのであれば、サイクルコンピュータを導入しましょう。

その他の細かな支障

Apple Watchを左手に装着してライドしたところ、走行中の風切り音をマイクが拾ってしまい、騒音に関するアラートが出ました。

まとめ

実際にApple Watchを装着してロードバイクに乗ってみた感想をまとめてみました。

良かった点は、とにかく手軽である点と、iPhoneとの連携性が良い点でした。

イマイチだった点は、バッテリーが持たない点と、走行中に情報を見ることができない点でした。

私のオススメは以下のとおりです。

  • 手軽に短時間のライドの記録を取りたい人は、Apple Watchを活用
  • 本格的に長時間のライドの記録を取りたい人は、サイクルコンピュータを活用

なお、Apple Watch以外に、Garminなどのスポーツ向けメーカーから販売されているスマートウォッチもあります。

これらのメリットとして、バッテリー持ちがいいという点が挙げられます。

Apple Watchの手軽さをロングライドでも味わいたい方は、Garminなどのスマートウォッチを検討されると良いと思います。

なお、どんなメーカーのものであれ、走行中にスマートウォッチの画面を見るのは危険です。

サイクルコンピュータの代わりとしてはオススメしません。

ルーティンワークの記録用として最適だと思いました!

Apple Watch SE(第2世代) GPSモデル、 40mmケース ミッドナイトアルミニウムケースとミッドナイトスポーツバンド レギュラーを組み合わせたスマートウォッチ。フィットネストラッカーと睡眠トラッカー、衝突事故検出、心拍数のモニタリング、Retinaディスプレイ、耐水性能
Apple Watch SE(GPSモデル)- 40mmミッドナイトアルミニウムケースとミッドナイトスポーツバンド - レギュラー
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