【レビュー】アフターショックスの骨伝導ヘッドセット「OPENCOMM」を1ヶ月使ってみた感想

ShokzのOPENCOMMを使ってみた感想ガジェット

骨伝導ヘッドセットってどうなんだろう…

こんにちは!

コロナ禍により、在宅勤務の毎日となりました。

私はこれまで2年ほど、有線ヘッドセットでオンライン会議をしてきました。

特に不満はなかったのですが、少し気分を変えてみたいと思い、流行の骨伝導ヘッドセットを試してみることにしました。

実際にショックス(Shokz、旧名:アフターショックス AfterShokz)の「OPENCOMM」という骨伝導ヘッドセットを購入して1ヶ月使ってみましたので、感想を残しておこうと思います。

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骨伝導ヘッドセットとは

OPENCOMMはBluetoothでPCやスマホと接続する骨伝導ヘッドセットです。公式サイトはこちら。

OpenComm2 ビジネスワイヤレス骨伝導ヘッドセット - Shokz(ショックス) 日本
OpenComm2は、通信用に開発されたShokzのBluetoothヘッドセットです。オープンイヤーデザインにより、周囲環境との繋がりを維持できます。

一般的なBluetoothヘッドセットと違うのは、音を鳴らす仕組みとして空気の振動ではなく骨伝導を利用していることです。

OPENCOMMは、耳の穴の前、もみあげの後ろあたりに音の振動を発するパーツがついており、そこから耳周辺の骨を振動させて耳の中に音を届けます。耳の中にある、音を感じる器官(蝸牛)に直接振動が伝わることで、音を感じることができます。

この仕組みのメリットとして、

骨伝導方式のメリット
  • 耳の穴の中に装置を入れる必要がないため、イヤホンのように耳の穴が痛くならない
  • 耳の周りを装置で囲う必要がないため、ヘッドホンのように耳介が痛くなったり、蒸れたりしない
  • 音が鼓膜を経由していないため、鼓膜に優しい

と言った点が挙げられます。

イヤホンやヘッドホン、ヘッドセットを使っていて、上記の点に不満を感じていた方にとっては、魅力的に映る仕組みではないでしょうか。

使い勝手

さて、早速OPENCOMMの使い勝手をチェックしていきます。

良かった点は以下のとおりです。

良かった点
  • 見た目がスマート。耳に当たる部分やマイク部分が小さく、オンライン会議で相手に与える威圧感が最小限。
  • 装着感が快適。耳の穴や耳介が痛くならない。まったく蒸れない。通常の音量であれば、骨伝導パーツがビリビリ震えるようなこともない。
  • Bluetooth接続が安定。一度接続すれば、オンライン会議中や音楽視聴中に途切れたことは今のところ一度もない。マルチポイント接続にも対応しており、PCとスマホの両方に接続できる。
  • 製造品質が高い。例えば充電端子がマグネット式で質が高い。逆向きに接続できないように、2極の端子に磁石のN極S極がうまく設定されている(向きが合っていれば本体とケーブルが引き合ってパチンとはまり、向きが逆だと反発し合ってはまらない)。

逆に、いまいちだった点は以下のとおりです。

いまいちだった点
  • マイクが突然ミュートになるときがある。mac+Chromeでオンライン会議をしている場合の固有の問題かもしれない。
  • 音が流れていないときに本体の操作でボリュームを調整できない。バッテリーの残量をアナウンスするようになっているが、バッテリー残量は少なくなった時に音声やLEDで警告してくれれば十分であり、正直いらない機能。ボリュームボタンを押したらボリュームが変わってほしい。

使い勝手は全体的にすごくいいと思いました。

ボタンの数も最小限で、マニュアルもついていますので、操作に迷うことはありませんでした。

音質

次に、気になる音質については、以下のように感じました。

良かった点
  • 会議に使う分には十分。オンライン会議で音質が悪くて困るということはない。
  • マイクが余分な音を拾わない。ノイズキャンセリングされている。自分の声以外、例えば部屋の外の騒音やキーボードを打つ音などがほぼマイクに入らない(救急車が近くを通っても、相手に気づかれないレベル)。
いまいちだった点
  • 音楽をしっかり聴くのは難しい。骨伝導で聞こえてくる音質は最低限のもの。iPhoneに付属しているイヤホンと比べても音が悪い。
  • 耳に優しい気はしない。イヤホンやヘッドホンと比べて耳の神経が楽か、耳に優しいかと言われると、そうでもない。外音がダイレクトに耳に入ってくるため、ノイズがある場所ではイヤホンやヘッドホンに比べてボリュームを上げ気味になる。
  • 表情の変化で音が聴こえなくなることがある。笑ったりしたときに、骨伝導パーツのついている部分がすこし皮膚から離れると、相手の声を聞き逃すことがある。会議中にどんな発言も聞き逃さないという意味での確実性、安定性でいえば、イヤホンやヘッドホンのほうが上。
  • マイクの音質はあまり良くない。1,000円くらいの有線ヘッドセットからOPENCOMMに変えたところ、普段の会議相手から「音質が悪くなった」と言われた(しかも複数人から)。とはいえ、相手から聞き返されるほどではなく、会議に支障が出るほどの音質の悪さではない。

特に優れているなと思ったのはマイクですね。

基本的に自分の声しか拾わないので、オンライン会議をしていて、部屋の外の騒音や、キーボードを打つ音が気にならなくなりました。

もしかしたらBGMをかけながら会議をしても、相手に気づかれないかもしれません。やったことはありませんが・・。

骨伝導の音質については、低音が、高音が、解像度が、といったことを語るレベルではありませんでした。骨を伝わってくる音ですので、やはり限界があるのでしょうか。100円ショップで売っているBluetoothスピーカーのイメージに近いです。

Shokzの最新モデルでは音質が改善されている話もありますので、音質が気になる方は最新モデルをチェックされると良いと思います。

まとめ

実際に使ってみて思ったのは、このOPENCOMMという商品は、周囲のノイズを気にせずオンライン会議や電話をしたい人にぴったりなようです。

部屋の外の騒音をマイクで拾いたくない、キーボードの打鍵音をマイクで拾いたくない、などが典型例です。

また、耳の穴や耳介の痛さや、蒸れが気になる人にもぴったりだと思います。

一方、そういった悩みがない人は、有線ヘッドセットを選択肢に入れたほうが良いと思いました。

特に仕事で使う場合、音が途切れて相手の声を聞き逃すことは避けたいですし、こちらの声はなるべくクリアに相手に届いたほうが与える印象が良くなります。

そういった方には、安いもので構いませんので、有線ヘッドセットの利用をお薦めしたいと思います。

できれば両方を備えておいて、状況に応じて使い分けられると良いと思いました。

環境:MacBook Pro 16 (Intel i9)→OPENCOMM

最近はずっとこれを使ってオンライン会議をしていますが、快適です!

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